お客様の大切な思い出の詰まったランドセルを、海を越えベトナムにあるリメイク工房まで責任を持ってお届けいたします。
Remakesのパートナーであるベトナムのリメイク工房は、フランス領時代の古き良き街並みが現在でも残る大都市「Ho Chi Minh(ホーチミン)」にあります。
特にこのリメイク工房が位置するエリアには数多くの町工場や、ベトナムの伝統工芸品の工房が軒を連ねているエリアで、ホーチミンの中心部からはちょっと離れた場所にありベトナムの古き町並みを感じさせます。
(写真:リメイク品を作っている様子)
リメイク品を作ってくれている工房はとてもレトロな雰囲気で、皮を加工する大きな機材や数多くの工具が沢山あります。
革職人のグエンさんは、他にもワニや、ヘビ、マンタの皮などが置いてあり普段はこれらを加工して、ベルトや財布などの革製品を作っているそうです。
これまで数多くの革製品やリメイク品を作ってきた職人技で、リメイク品を作るために製図を書きます。
その製図をランドセルの皮に置き、必要な部分をカットする為の線や印をランドセルの皮に書いていきます。
お客様のランドセルは世界に一つしかないものなので、リメイク品を作る際は一度の失敗も許されない慎重な作業が必要になります。
特にランドセルの皮を必要な大きさに切る際には失敗は許されません。
長年に渡る経験を活かし、少しのミスもなく慎重にカットします。
ベトナム人職人は仕事熱心でプライド意識が高い人が多く、実際に現場を覗いてみると、リメイク品を作っている際には張りつめた空気感で作業を行なっています。
お選び頂いたステッチカラーの糸を使用し、手先の定評が高いベトナムの職人が一針一針丁寧にランドセルの皮を縫い付け、リメイク品をお作りします。
長年に渡ってリメイク品をご愛用して頂けるように、縫い付けには「こだわり」を持っています。
ベトナムの雑貨の多くはハンドメイドで作られており、花や動物の刺繍は全て手作業で作られています。その技術を活かし長年使えるように細かな縫い付けを行なっております。
お名前のイニシャルの印字を希望されたお客様向けには、完成したリメイク品の指定の印字場所に大文字のローマ字を印字をします。
どのようにして皮に印字をするかというと、画像にある、アルファベットの形をしたハンコ型の金属を使用し、皮に押し付けることで皮にイニシャルを入れることができます。
イニシャルを印字し終えたら、世界に一つだけのリメイク品が完成です!
(実際の完成品の写真 : 左から2つ折り財布、パスケース、コインケース、ペンケース)
ランドセルは主にクラリーノもしくは牛革から作られているので、表面にツヤがあり皮自体がしっかりしている為、製作時のランドセルの革のコンディションにもよりますが、リメイク品になっても新品のような美しさがあります。
最後に、完成したリメイク品に傷が付かないように最後まで丁寧に梱包致します。
海を越え国境を越え、お客様の若き頃の思い出が詰まったランドセルが生まれ変わりお手元までお届け致します。