コラムColumn

ベトナムの物作りについて

ベトナムの写真

東南アジアに位置するベトナムには、古くからある伝統的な刺繍技術が現代でも残っています。

ベトナム人は手先が器用であり一針一針丁寧に縫い付けられて作られた刺繍製品は、世界遺産の街で有名なホイアンの街によく見られ女性を中心とする外国人観光客に大変人気です。

しかし、現代では便利な刺繍器械が導入されたり、大手海外ブランドの進出によりハンドメイド職人の仕事は減少傾向にあります。詳しくはコチラ

そんな厳しい状況にいる中、今もなおベトナムの伝統技術を守り続けている職人さんへインタビューを行いました。

ベトナムのリメイク職人にインタビュー

シンチャオ!本日はよろしくお願いします。
まず始めに自己紹介をお願いします。

初めまして、グェンと申します。
ベトナムのホー・チ・ミンで10年間ハンドメイドで物作りをしています。

ハンドメイドの物作りを始めたきっかけはなんだったんですか?

私の家計が代々ベトナム伝統のハンドメイド製品の物作りをしている職人一家で、私も小さい時からよく両親に刺繍のやり方などを教わっていてお手伝いなどしていました。
気づいたらすでに10年もずっと物作りを続けていました。

毎日どんなスケジュールなのですか?

朝7時くらいに起きて夜6時くらいまでずっと物作りをしています。
意外ときつそうと思われるかもしれませんが、私にとってはそれがとても楽しく、時間を忘れて夢中になれる時間です。
1日に平均1つ商品を作成しています。

どのような物を普段作られているのですか?

主に牛革やワニの皮などを加工し、ベルトやバック、財布など小物やアクセサリーを作っています。

ランドセルのリメイクに関して我々から依頼を受けた時どう感じましたか?

正直な所驚きました。何も面識のなかった外資系の会社から突然連絡が来たのですから。。。でも、とても嬉しかったです。^^
というのも、このランドセルリメイクを通して我々の文化、技術をより多くの日本人の方に知ってもらう事ができますし、それでベトナムに興味を持っていただけると、とても嬉しいですから。

また、私たちもこれまで知らなかった、ランドセルという日本独特の文化に触れる事ができましたし、互いにいい関係が気づけるのでとてもやりがいのあるお仕事だと感じています。

このお仕事をこれからも続けていきたいですか?

もちろんです! 私たちはこれから先もずっとベトナム伝統的の物作りを守り続けていきたいですから、Remakesさんからのランドセルのリメイクのオーダーは大変にありがたいです。
それに、このように続けていればRemakesさんの様に他の海外の会社からのオファーが来るかもしれませんしね!

最後に日本の皆さんに一言お願いします!

ベトナム伝統のハンドメイドによる物作りは工業化の波にもまれて、私たちの職も少しづつ失われつつあります。
ぜひ日本の皆さんのお力を貸していただきたいと思います。
Remakesさんを通して、私たちのようなベトナム職人の技をご活用いただき、使わなくなったランドセルのリメイクを私たちに託してみてください。
リメイク品を手に取った時、その細かな丁寧な作りを実感していただけるかと思います。

本日は貴重なお時間ありがとうございました!

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